祝辞

 

 

今月、某有名私立高校を卒業する皇輝くん。まずは、卒業おめでとうございます。

 

 

 

私が皇輝くんを知ったきっかけは、「ジャニーズJr.にあの学校に通っている子がいる」だった気がします。それまではなんとなくしか知らなかった気がする。

 

ジャニーズに入る前の小学一年生からずっと電車に乗って、制服を着て。中学校から6年間ずっと同じところに通っていた皇輝くん。

 

 

小学校の頃から私立に通う皇輝くんは、その後ジャニーズに入り、少年忍者というグループのリーダーになりました。学業と芸能活動の両立、それは簡単なことではありません。現に芸能活動のために学業を諦めた人、学業のために芸能活動を諦めた人は沢山います。そんな中で皇輝くんは12年間、毎日制服を着て電車に乗って学校に行って、勉強して、帰りに渋谷にレッスンしに行く。これを「当たり前」にしていた皇輝くんは、本当に「すごい」という言葉しか似合わないほどにすごいです。

 

 

いくら小学校から入っているとはいえ、そのまま中学、高校と進学することはそう簡単ではありません。むしろ高校に進学するのは小学校からいる人の方が難しいくらい。それをしっかりやり遂げた皇輝くんは、すごくかっこよくて、誇らしいです。

 

 

 

「林間学校でほかの班の友だちや先生が俺らの部屋に集まってカードゲームしたり、楽しかった〜♪」

「中学の修学旅行はそれまで行ったことがなかった四国に行った。人力車に乗ったのがすごく楽しかったよ!」

「アクロバットが練習できたらと思って、体育の中でも体操を選択した!」

「2年生になると、教室がひとつ下の階になるのが嬉しい(笑)」

「去年もおととしも舞台の公演日と重なって参加出来なかったけど、文化祭前の学校の空気感が好き!」

「僕はスケジュールに柔軟に対応してくれる個人塾に通いながら、何とか頑張ってます!」

「学校のお別れ会で、合唱のソロパートを担当したんだ♪」

「(ネプリーグに出たあと)学校の数学の先生からは授業中に『ほら、お前は頭いいキャラなんだから数学も頑張れ!』ってイジられちゃった(笑)」

 

 

ここでは書ききれないほどの、12年間の学校でのエピソードを話す皇輝くんは字面でも楽しそうで、♪とか(笑)とかがたくさんついてるのが印象的です。勉強の話をすごくたくさんするわけではないし、ずっと勉強をしているわけではないけど、それでも、テスト期間にも卒論で忙しい時も毎週動画を更新してくれたり、進学校ならではのたくさんの課題がある自粛期間も毎日更新も欠かさずあげてくれたり、しっかり「両立」してくれていた事が、すごく嬉しいです。

 

 

何よりも誇らしいのは、それを、皇輝くんが大きな夢を叶えるための武器にしていることです。小さい頃からJrに入っている人にとっては当たり前ではないけれど、私立高校に通うJrは他にも沢山いるし、少年忍者の中にも沢山いて、ほかにも頭のいい人はたくさんいるのに、その中でも、それを大きな武器にしてクイズ番組に出たい、クイズ番組に出て少年忍者の名前を大きくしたい、そのためにまずはクイズ部に入部届を出そうって、学業を武器にして、小さな夢から大きな夢を叶えようとする皇輝くんは、ジャニーズとして、アイドルとして、人としてすごくかっこよくて、私の目には誰よりも輝いて見えます。

 

皇輝くんがキラキラの衣装を着てステージに立っている時も、私服でMCをしている時も、ふとした瞬間に頭によぎるのは「彼は大学進学のために今必死に勉強しているんだ」ということ。アイドルという夢を追いかけながら、定期テスト、英検、卒論って、普通の人はそれだけでもう嫌だって大変な思いをしているのに、ファンはそれをしながら皇輝くんたちにたくさんの元気と幸せを貰っているから乗り切れるのに、幸せを与える側になりながらそれをこなす皇輝くんが、私は大好きです。

 

でもその中で皇輝くんが頑張れたのは、大好きなメンバーと、阿部くんの存在が大きいのかな。少年忍者のことが誰よりも大好きな皇輝くん。「22人で少年忍者」この事実と、「少年忍者は君にかかってる」このジャニーさんという恩師からの言葉を大事にして、リーダーとして少年忍者を守ってきた皇輝くん。普段の皇輝くんを見ていると、どれだけ少年忍者というグループと、21人のことが大好きなのかがすごく伝わってきます。メンバーといると皇輝くんが本当に楽しそうな、まさに太陽の笑顔で笑っていて、すごく安心するんです。もっと安心するのは、阿部くんの話をする時。少年忍者の中でも先輩な方で、歳上な方で、他のグループにも後輩は沢山いて、さらに責任感が強い皇輝くんだから、なかなか他の人に相談できないんじゃないかなんて心配していたけれど、中学校の頃から学業のことを阿部くんに相談に相談したり、クイズ部に入りたいと阿部くんに連絡したりして、学校の友達や先生とは違う事務所の先輩という存在を頼りにできていることに、皇輝くんの口から阿部くんの話が出る度に安心します。

 

でもやっぱり皇輝くんの学校生活で"特別"なのは、「12年間男子校」だったことだよね。

だんだん皇輝くんが活躍するようになって、それに伴って恋愛の質問も多くなって、その度に「最近女子と接してない(笑)」「12年間男子校だか(笑)」って笑いながら言う皇輝くんが好きで、本当のことを言っているだけなんけどそれだけで私たちファンはやっぱりどこかほっとするところがあります。でも、4月から大学が始まって、キャンパスは女の子がいる空間になって、皇輝くんが人としてもアイドルとしても新たなものを掴めるんじゃないかとワクワクする気持ちもあるからリモートになってしまうのは多少残念な気持ちがあるし、話すことが好きな皇輝くんがお友達や先生と直接話す機会が少なくなるのは心配だけど。

 

 

さて私はここまで、「かっこいい」「誇らしい」「すごい」という言葉を何度も何度も使ってきました。語彙力がなくて同じ言葉を繰り返してしまうだけなんですが、それくらい学業とアイドルを両立している皇輝くんはすごくて誇らしくてかっこいいんです。皇輝くんはいつも謙虚だから、頭がいいわけじゃないって言うけれど、頭のいい悪い関係なしに、アイドルの仕事に穴を開けずに無事に高校を卒業できることは、もっと自慢していいことだと思います。

 

 

 

 

大学に入ったら、人としてもアイドルとしても可能性はどんどん広がります。夢叶えるチャンスもたくさん来ると思います。私たちファンに教えてくれたたくさんの行事の記憶、テレビに出ないと心配してくれたりドラマやるんだろと言ってくれたお友達、ネプリーグを見てちょっと面白くいじってくれた先生、舞台などの為に犠牲にした日々、推薦という名の悪魔に取り憑かれながら過ごした3年間の全部の思い出が、アイドルの川﨑皇輝を作る全ての材料だと思います。

 

 

 

アイドルだけじゃなくて、二刀流で頑張っている皇輝くんがいるから私は毎日頑張れる、なんて重いかもしれないけれど、本当に私は毎日皇輝くんの存在に助けられています。

 

たった4年間の大学生活、夢のキラキラキャンパスライフなんてのは送れないかもしれないけれど、そこまでまた皇輝くんが輝く思い出を作れることを願っています。

 

 

最近自分の夢を明確に話してくれるようになった皇輝くん。将来の夢は、「デビュー」。そんな皇輝くんの後ろには私みたいなたくさんのファンがいて、横には同じ夢を追いかける仲間がいて、先にはキラキラとした夢が待っています。私たちが背中を押して、大好きな仲間と肩を並べて、皇輝くんの大きな「夢」を掴み取る事ができますように。

 

 

高校卒業、おめでとう。